ゆうの森が目指すのは、本当の意味での患者本位の医療です。
医療は非常に専門性の高いサービスで、どうしても治療となると、医師が患者様を客観的に診て施す医療、「Doingの医療」が主体となってしまうことが多いと思います。
私自身も進行がんで手術を行ったとき、身をもってそれを実感しました。治せない病や老化、障がいに向き合う在宅医療では、患者様の満足や納得が優先されます。寄り添い支える医療、「Beingの医療」こそが、在宅医療が目指す医療なのです。
患者様本人が何を望むのかを第一に考え、とにかく楽なようにやりたいように後悔しないように、一生懸命サポートする。ゆうの森では、本当の意味での患者様本位の医療を多職種のチームで実現できる組織を目指していきたいと考えています。
医療法人ゆうの森 理事長
永井康徳
「たんぽぽ先生」の愛称で親しまれている当クリニック理事長、永井康徳医師が執筆するコラムや雑誌の掲載記事をはじめ、ゆうの森をいろいろな角度から知っていただける読み物を集めたコーナーです。
「職員リレーエッセイ」は、ゆうの森で働くスタッフたちが、リレー形式で様々な分野のエッセイをつないでいきます。綴られた文章からその人となりが感じられる、あったか~いコーナーです。ぜひ覗いてみてください。
「みなさまからの声」では、ゆうの森に届いたたくさんのおたよりやメッセージの中から、一部を抜粋して掲載させていただいております。みなさまからの大切なメッセージは私たちの糧となり、日々の励みにもなる宝物です。
四コマ漫画「今日の外来の一コマ」は、「くま先生」のキャラクターで登場するたんぽぽ先生と患者様のほのぼのとしたやりとりが人気です!
これからもどうぞお楽しみください!
皆様からのご相談を一手にお引き受けする窓口が、『在宅療養なんでも相談室』です。在宅療養に関わる様々な疑問やお悩みに、相談室専門スタッフがお答えいたします。まずはなんでも相談室までお気軽にご相談ください。
患者様のご要望にお応えし、医師や看護師、そして多職種の職種が患者様のご自宅等を定期的に訪問し、在宅での療養をサポートします。総合病院や専門医を受診されている場合も、主治医と連携して訪問診療を行えます。
看取り期の対応に正解はありません。最後まで自分らしく生きたいと思うご本人様、できるだけのことをしてあげたいと思うご家族様・・・それぞれの想いや心配事を少しでも和らげるような、ぬくもりのあるやわらかい水彩画の絵本のような冊子に仕上げました。
当クリニックが主催する、在宅療養に関する研修会です。在宅医療・介護スタッフの知識とスキル向上を目指した内容ですが、一般の方や患者様、ご家族様にも参加していただけます。オンラインでの開催もありますので、ぜひご参加をお待ちしております。
たんぽぽクリニックには、多職種の食支援チーム『ドルチェ』と、患者様にとっておいしく食べやすい嚥下調整食の研究をしている、調理師と管理栄養士のチーム『クックラボ』があります。様々な"食べる支援"に取り組んでいます。
私達は、患者様の『楽なように・やりたいように・後悔しないように』を支える医療を目指し、日々取り組んでおります。
患者様・ご家族様あるいは地域の皆様から必要とされることを自分たちのやりがいとし、これからもより多くの皆様に在宅で安心して療養生活を送っていただけるよう努めております。
また、在宅医療のフロントランナーとして、その進展に寄与すべく、在宅医療の普及と質の向上を目指す様々な取り組みやチャレンジも行っております。