流石Café(さすがカフェ)とは 、医療法人ゆうの森が主催する在宅療養に関する研修会です。在宅医療・介護スタッフの知識とスキルが向上すれば、 地域全体の在宅療養の質が向上します。「さすが!」と言われる在宅医療・ 介護スタッフを増やすことで地域に貢献したい……そんな想いから、この研修会を開催しています。
最期まで口から楽しみながら食べる支援を実践されている、総合在宅医療クリニック 管理栄養士 安田和代 氏と、桜十字病院 口から食べるプロジェクト 専従看護師 建山幸 氏にもご登壇頂き、支援の実際から最新の嚥下食の事情まで、それぞれの地域での先進的な取り組みを実践報告をしていただきます。
また、当院からは、
第11回 嚥下食メニューコンテストでグランプリを受賞した西村調理師、越智管理栄養師による、嚥下食のライブキッチンも行われます。
審査員から「嚥下食をお金を出して買う時代になった。ルネッサンス(革命)です」と言われた料理は必見です!!
今回は会場参加30名とライブ配信のハイブリッド形式で開催します。会場参加の方には、演者が実践している嚥下食の試食を予定しています。
【日時】令和6年10月19日(土) 10:00~12:00 (ライブ配信は10:00~11:30)
【会場】医療法人ゆうの森 およびライブ配信のハイブリッド
【参加対象】どなたでもお申し込みいただけます
【参加費】無料
【オンデマンド配信について】
● 参加申込みされた方全員に、後日、オンデマンド配信のURLをお送りいたします。
オンデマンド配信のみご視聴の方も、申し込みフォーム内の参加方法「オンライン」をご選択ください。
● 配信期間:10月24日(木)~11月7日(木) 12:00予定
在宅医療の世界で働く私たちにとって重要なターニングポイントとなる診療、介護、そして障害サービスの報酬改定。2024年に実施されたこのトリプル報酬改定は、
在宅クリニックや訪問看護ステーション、病院の地域連携室、そしてケアマネジャーたちにも大きな影響を与えます。
その改定のポイントと日々の業務にどう活かせるのかのヒントを、『たんぽぽ先生在宅報酬算定マニュアル』の執筆者の一人である江篭平紀子がわかりやすく解説しました。
全国から460名もの方がご参加いただき、関心の高ささが伺えました。
令和5年度のテーマとして「The beginning "在宅医療"」を掲げ、より質の高い関わりやシームレスな連携を目指して、3回シリーズで在宅医療のポイントやコツを一緒に考えていきます。
第1回目は、在宅医療にかかわる専門職が知っておくべき在宅医療のポイント10個を解説しました。第2回目は、本人と家族の意向が違うケースなどについて、参加者の方と活発な意見交換ができたように思います。第3回は新しい形式でお話しし、80名以上の方が熱心に参加されました。
年度末特別編として、当法人で研修し巣立っていかれた、東京・沖縄で開業し各地域でご活躍中の3名の先生方をお迎えして開催しました。地域の特性や課題、またその地域に根差した医療がどのように展開されているかなどディスカッションを行いました。また、事前に申し込みいただいた方には、オンデマンドでの配信も行い、当日参加できなかった方にも様子をお伝えすることができました。
様々な職種の関りが必要な在宅での療養。第22回は「認知症・独居・身寄りのない方」の支援について、関りを通し多職種が何を感じ、どのようなサポートをしてきたのか振り返りました。Zoomを通じて、参加者のみなさんとのディスカッションも行い、活発な意見交換が行われました。
50名を超える方にご参加頂き、「看取り期における関わり」「寄り添う支援とはなにか」「生きがいとはなにか」「患者さんの不安をどのように取り除くか」など、多職種のそれぞれの視点からお話させてもらいました。
テーマ発表の後にリハビリ職、ヘルパー、マッサージ、管理栄養士の職種に分かれてのディスカッションも行い、大変充実した内容となりました。
流石カフェ史上初めての試みとして、4回シリーズで「流石カフェ ビギナーシリーズ」を開催しました。
これまでの当院での取り組みや、在宅医療に関する報酬、在宅移行のポイントなど盛り沢山の内容をシリーズでお伝えしました。
毎回100名以上の方々にご参加いただき、質疑応答のコーナーも盛り上がりました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
人生は一度きり。動けるようになることだけがリハビリの目的ではありません。精神面・スピリチュアルな面への支援、自分らしさを取り戻すことの支援、最後まで食べるための支援・・・あらゆる支援においてリハビリは重要な役割があると考えています。
これまでの当法人での取り組みを振り返り、看取り期のリハビリについて皆様と一緒に考えていきました。
「身寄りがなく独居の方が、地域でその人らしく最期まで生活するためには、 多くの方々のサポートや制度の活用、また既存の制度だけでは支えきれない 現状があります。その中で日々奮闘されておられる方々をお迎えして、現場の生の声を聞きました。
「病診連携の質を高める」の後編をお送りしました。コロナ禍でオンライン開催となってから、毎回全国からご参加のお申込みをいただくようになり、今回も約70名の参加をいただきました。ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
「病診連携の質を高める」のテーマのもと、「どうすれば患者は病院から家に帰れるのか」「退院支援のあるべき姿は?」といった内容について、スペシャルゲストの櫃本真聿先生をお迎えして対談形式でお送りしました。
今回、Zoomによる初のオンライン開催となりました。
場所を問わなくなったことで、全国各地から200名以上の方が参加していただきました。
理事長の永井、おもてなし室長の一井による対談形式で、リニューアルされた看取り冊子「家うちで看取ると云うこと」の紹介を軸に、 ご自宅で不安なくお看取りができるために知っておいていただきたいことや、患者様のエピソードなど、お話させていただきました。
途中、質疑応答も交えながら終始トラブルなくお伝えできたと思います。
いただいたアンケートからは、おおむね通信状況も良好で「感動した」とのコメントもいただきました。
慣れない試みでしたが、次回以降も趣向を凝らして開催していきます!
大分県の山内勇人先生がこの流石Caféだけのために松山までお越しいただき、素晴らしい講演をしていただきました。「デイサービスに行くのは、誰のため?」家族のため?介護負担軽減のため?自分のため?・・・。
「本人が行きたいと思えるデイサービスとは何か?」サービスの在り方や医療の在り方を深く考えさせられました。誰のための医療なのか?誰のためのサービスなのか?一番最初に考えたいものです。有意義な時間をありがとうございました。
はるばる福井からお越しいただいた紅谷先生に、小児在宅医療をテーマにご講演いただきました。常に子ども達や患者さんに、現場でしっかりと向き合われているからこその熱い思いが伝わってきました。
土畠先生の災害と地域づくりの素晴らしいお話と、その後のシンポジウムでは愛媛の取り組みと地域作りについて有意義なお話ができました。
「食べる支援」という言葉をよく見聞きするようになりましたが、実際には、どのタイミングで何をしたらよいのでしょうか。「食べること」は、単に栄養摂取だけの問題ではありません。在宅医療&介護においてはACP(アドバンス・ケア・プランニング)を考えることであり、究極の多職種連携が必要な支援でもあります。ゆうの森で実際にあったケースを通して、食支援について考えました。
2018年に行われた診療・介護報酬
の同時改訂に伴い、「人生の最終段階のおける医療の決定プロセスに関するガイドライン」を踏まえた対応が求められるようになりました。
このガイドラインについての理解を深め、利用者にどのように向き合えばよいのかを考える回となりました。
在宅医療・介護業界で今一番HOTなテーマ「摂食・嚥下障害リハビリテーション」&「食支援」について、最先端の取り組みをしている先生のお話を伺いました。また、松山地域での食支援の取り組みの様子もご紹介しました。
「泌尿器のトラブル」と「退院支援」に焦点を当てた今回の流石Café。
テーマ1「泌尿器のトラブル」では、在宅でよく耳にする泌尿器のトラブルを泌尿器の専門医が解説。
テーマ2「退院支援」では、在宅患者と家族を支えるための有床診療所の活用方法をケアマネジャー、社会福祉士、看護師の視点で紹介しました。
研修後、在宅医療・介護を支える地域の各専門職との距離をもっと縮めて連携力を高めるべく、初の懇親会を開催しました。
肺炎、ぜんそく、COPD、肺がん・・・在宅医療・介護の現場でよく出会う肺疾患とその治療法、ケアについて専門医がわかりやすく解説しました。
COPDって、どういう病気?どのようなケアが必要?聴診やバイタルサインで何かがわかるの?在宅酸素療法(HOT)で注意することは?肺がん患者はどのような経過をたどる?
など、知っておくことで日々のケアやケアプランに活かせる医療知識を学びました。
患者さんのやりたいことをどう聞き出し、どう実現しますか?患者さんとご家族さんが後悔しないために、どんな援助が必要なのでしょう?在宅医療でここまでできるの!?という情報を公開し、明日からでも退院支援やケアプランに活かせるノウハウをお伝えしました。
第1部はゆうの森 永井理事長によるテレビ番組「しくじり先生」風な講義スタイルで。
第2部は同じくゆうの森 事務課の江籠平課長と居宅介護支援事業所コスモスの髙田所長によるテレビ番組「サザエさん」をモチーフとした劇場型スタイルで、患者さんが退院後に安心して療養生活を送れるための知識について研修を行いました。
定員の100人をはるかに超える約160名の方々にご参加いただきました!!
工夫を凝らした今回の研修会は、参加者の皆様にも大変好評だったようです。
退院支援のスペシャリスト、在宅ケア移行支援研究所 代表 宇都宮宏子先生をお招きしての講演会でした。
今回は退院支援をテーマにしていたこともあり、急性期病院等で退院支援に携わっていらっしゃる方々にも多く参加いただきました。こうした会が、この地域のレベルアップに繋がることを願います。
認知症の人の家族は、ゴールの見えないマラソンに疲れ果ててしまいます。ご講演いただいた山内先生は、初診の時に、この人を看取ろうと決意するそうです。看取りというゴールに向かって、ご本人に家族と伴走することが大切だと言われていました。他にも実際のケースを交えてユーモアたっぷりに講演頂き、もっと話を聞きたかったという参加者が多数いました。
ケアマネジャー、看護師、医療ソーシャルワーカー、介護職など、多様な職種の皆さんが参加されました。
「グループホームなので、もともと介護保険対象者ですが、入所しながら受けれるサービスを知ることで、どんなことが実現可能か考えることができて良かったです。」「制度等いろいろ変わっていく中で、利用者さんにベストなサービスが受けられるよう正しく理解することが大切なのだと思いました。とても勉強になりました。」などの声が届きました。
第1回目は、岐阜県の総合在宅医療クリニック 代表 市橋 亮一先生をお招きしての開催となりました。第1部は、末期がん患者特有の病状と心身の変化を「在宅準備期」「在宅開始期」「生活再建期」「病状変化期」「看取り前期」「看取り後期」「グリーフケア」の7つの段階に分け、その段階ごとに必要なケアを先取りしてプランを立てる方法を学びました。
第2部は、市橋先生と末期がん患者のケアマネジメントを多数経験したケアマネジャーと訪問看護師、当法人理事長の永井康徳を交えての座談会を行い、熱いディスカッションが行われました。