『今すぐ役立つ!在宅医療未来道場』(通称:いまみら)は、全国から在宅医療に取り組む人たちが一堂に会し、職種も地域も超えて自分たちが欲しい未来をつくるために学び、様々なテーマについて参加者各々が考え、議論する参加型のイベントです。
第7回目となる2025年の研修会は、あの道後温泉で有名な愛媛県松山市で再びの開催となります!前回来られた方も初めての方も、道後温泉の出湯のように「熱く🔥」在宅医療について語りましょう!
2040年、医療の世界は大きな転換期を迎えます。
人材不足、医療の地域格差、高齢者の増加──在宅医療の需要はますます高まり、私たちの働き方も変わっていくでしょう。
この変化に、あなたはどう挑みますか?
ただ講義を聞くだけでなく、自分で主体的に参加し、同じ志の仲間とともに悩み、課題解決の道を共に考える研修会です。
セッション等で考えた具体的な解決策を自分たちの職場に持ち帰り実践することで、参加者自身の成長と在宅医療業界への貢献を願うものです。
医療職だけに限らず、在宅医療に関わる全ての職種が対象です。多職種のチカラが融合し、化学反応を起こして見えてくるものがきっとあります!今回は新たにリハビリ、AI、それに加えて、地域創生、小児、看護、薬剤師、食支援などテーマについても実施予定です。詳しくは画面下部のセッション内容をご覧ください。
皆様、この度縁あって"いまみら"の道場長を務めさせて頂くこととなりました。
今回の "いまみら" のテーマは、「未来の在宅医療 2040年への挑戦」です。近年、2040年問題として、85歳以上の高齢者増加に伴う在宅医療の需要増加、医療従事者の不足、地域格差による医療の偏在など、様々な課題が挙げられています。今後直面する課題を単なる「問題」としてではなく、「挑戦」として捉え、前向きに取り組んでいくべきだと考えています。
このテーマをもとに、今回異なる視点からのセッションを多数ご用意しました。課題解決に向けたアイデアや知見を深め、少しでも皆様のお役に立てる場にしたいと思っております。また2日間を通じて、参加者同士の情報交換やネットワーキングの場としても活用いただければ幸いです。
多くの方々のご参加を心よりお待ちしております。ぜひ松山でお会いできることを楽しみにしています!
僻地での国保診療所勤務後、愛媛県松山市で在宅医療専門のたんぽぽクリニックを医師1人、看護師1人、事務員2人で開業。現在は職員100人で情報の共有と方針の統一を図り、患者本位の多職種チームで患者を診ることを基本理念とする。
平成22年には、市町村合併の余波で廃止となった人口約1200人の町の市立のへき地診療所を民営化運営し、そのへき地プロジェクトは平成28年に第1回日本サービス大賞地方創生大臣賞を受賞した。平成28年からは、在宅患者のための在宅療養支援病床「たんぽぽのおうち」を開設。
「医療者の無知は患者にとって罪」という理念の元、たんぽぽ先生の在宅報酬算定マニュアル(日経BP社)等の書籍を発刊し、「全国在宅医療テスト」を主催し、複雑な在宅医療制度の全国への普及にも努めている。
【略歴】
2000年 たんぽぽクリニック開業
2013年 日本在宅医学会最優秀演題受賞「廃止が決まった僻地診療所の再生プロジェクト」
2016年 第1回日本サービス大賞地方創生大臣賞受賞
2016年 病床「たんぽぽのおうち」開設
2016年 厚生労働省「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」構成員
2017年 四国でいちばん大切にしたい会社大賞奨励賞受賞
2017年 日本在宅医学会優秀演題受賞「在宅医療における有床診療所機能の有用性」
2017年 厚生労働省「医療従事者の需給に関する検討会医師需給分科会」構成員
福井医科大学を卒業後、救急・総合診療を中心に研修し、名田庄診療所、高浜町和田診療所にて在宅医療・地域医療を学び、
その経験を生かし、2011年福井県初の在宅医療クリニックを福井市に開設。
2012年、医療ケアが必要な子どもたちの活動拠点「オレンジキッズケアラボ」を開設し、子どもたちと共に様々な活動を実施している。
国の事業の中では、厚生労働省・消防庁の人生会議関連のガイドライン改訂や愛称選定・普及啓発、傷病者搬送の委員会などに参加。
医療的ケア児保育支援モデル事業などにも関わる。
2023年度より、こども家庭庁「こども・若者参画及び意見反映専門委員会」、厚生労働省「人生会議(ACP)国民向け普及啓発事業」に参加。
モットーはBeHappy!。目標は誰もがハッピーに暮らせるまちづくり。ライフワークは、小児在宅医療(医療的ケア児)、人生会議、ポジティヴヘルス。
【略歴】
福井県福井市出身、2001年福井医科大学卒業
2003年より福井県名田庄村、高浜町にて地域医療研修・実践
2011年 福井県初の在宅医療専門クリニック「オレンジホームケアクリニック」(福井県福井市)開設
2012年 医療ケアが必要な子どもたちの活動拠点「Orange Kids'Care Lab.」(福井県福井市)開設
2016年 外来をベースに地域包括ケア診療を行う「つながるクリニック」(福井県福井市)開設
2020年 医療と福祉と地域の子どもたちと創る「ケアの文化拠点・ほっちのロッヂ」(長野県軽井沢町)開設
2021年 縮小地域での地域医療の最適解を求めて、地域支援型診療所「勝山オレンジクリニック」(福井県勝山市)開設
名古屋大学卒業後、1年間全科ローテート研修、2年で内科全科(8科)+ICUを数カ月ずつ、次の2年を名古屋第二赤十字病院血液内科で骨髄移植に従事、認定内科医取得。その後、名古屋大学病理学教室に戻り、3年間病理解剖、2年間神経病理を選び病理専門医を取得。
内科で得た治療技術と、病理で得た診断技術をもとに36歳・2009年に総合在宅医療クリニックを岐阜県羽島郡に開設。在宅医としてチーム全体で15年で在宅患者3600名を担当。現在は名古屋駅、美濃市も含めて3拠点で展開(2025年4月現在)
「在宅医療マニュアル ココキン帖」を出版。好評につき台湾でも翻訳され、2025年4月第2版で刷新された。
このオリジナルテキストを使って在宅医療で遭遇する主な疾患、
病態について初級者から中級者までが理解しやすく解説する予定。
【略歴】
1998年 名古屋大学医学部卒、名古屋第二赤十字病院(血液内科)
2009年 医師1名、看護師2名で総合在宅医療クリニック開設、音楽療法部門開始
2010年 管理栄養部門開始
2011年 医療法人かがやき設立、訪問看護ステーションかがやき開設
2012年度 厚生労働省在宅医療連携拠点事業受託、皮膚科コンサルテーション開始、家族療法士による家族相談支援窓口開始、羽島郡防災連絡会発足
2014年 日本在宅看護学会学術集会 ベストプラクティス賞受受賞、一般社団法人Peace Co設立
2015年 日本在宅看護学会学術集会 Good Poster賞受賞
2017年 岐阜県羽島郡/名鉄笠松駅近くに新社屋開設
2022年 名駅(愛知県名古屋市)開設
2024年 美濃拠点開設
【著書】「がん患者のケアマネジメント~在宅ターミナルをささえる7つのフェーズと21の実践~」(中央法規出版)
イベント名 | 第7回『今すぐ役立つ!在宅医療未来道場』 in 松山(通称:いまみら) ~未来の在宅医療 2040年への挑戦~ |
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開催日時 | 2025年9月13日(土)12:30 集合・9月14日(日)17:00 解散 ※ 現地集合の交通費は実費をご負担ください。 ※1日だけの参加は受け付けておりません。 |
開催場所 | 愛媛県県民文化会館 (愛媛県松山市道後町2丁目5-1) ※ 交通アクセス、駐車場情報等は愛媛県県民文化会館のホームページをご覧ください。 |
参加対象者 | 在宅医療に関わる方 |
定員 | 100名 ※定員に達し次第、募集を締め切ります。 |
参加費 | 65,000円 1泊2日 (13日懇親会での夕食代、14日の朝食と昼食代を含む) ※ 9/13(土) 2次会参加の場合は+4000円(税込み)が必要です。 |
宿泊・食事について | 【宿泊先】 ダイワロイネットホテル松山 or 松山東急REIホテル ※ ホテルの選択はできません ※ お部屋はすべてシングルルームとなります 【食事】 9/13:夕食…ANAクラウンプラザホテル ダイアモンドボールルームでビュッフェ形式・飲み放題の懇親会 / 2次会予定(希望者のみ) 9/14:朝食…ホテルにて朝食利用 / 昼食…会場にてお弁当と飲み物手配 |
お問合せ先 | 第7回 いまみら実行委員事務局 医療法人ゆうの森たんぽぽクリニック 電話番号 089-911-6333 (月)-(金)9:00-17:00 専用メール imamira2025.matsuyama@tampopo-clinic.com |
6セッションから選択(2時間30分)
音声認識・オンライン診療・生成AIに実際に触れてみて、最新の技術を体験し、
今後の医療に生かせること、役に立つことを考えるきっかけにしてみませんか?
手に取って試せる最新技術・サービス
音声認識:AmiVoice iNote(アミボイスアイノート)
ご自身のPCやスマホに音声認識アプリをいれて、使ってみることができます。
生成AI:ChatGPT、CoPlilot(チャットジーピーティ、コパイロット)
ご自身のアカウントを作成しAIツールにログインして、生成AIでできることを体験できます。
オンライン診療:セコムVitalook(バイタルック)
遠隔聴診、外部機器画像転送、口腔内カメラ、耳腔内カメラを使って、オンラインでリアルタイムに得ることができる情報を体験できます。
各サービス体験の後は、近い将来「こんなことができたらいいな」を共有する
時間も設けたいと思っています。
●上記サービス以外にも体験してみたいサービスがあれば、ご連絡ください。
高齢者の数がピークを迎える2040年にむけて、今後さらに「在宅医療」の需要が高まることが予想されます。需要増加を反映し、機能強化型在支診・在支病の届出数は2010年以降右肩上がりに増加しています。2024年診療報酬改定では、軽度患者さんへの頻回な診療等は減算される一方で、「質」の高い在宅医療の提供体制には各種加算が見直され、「質」の担保がより重要視されています。
では、単に数をこなすのではなく、「質」を担保した在宅医療を提供するためにはどのような知識やスキルが求められるのでしょうか?
このコースでは、実際の症例を通じて誰でも実践できる「質」の高い在宅医療の提供体制をどう構築していくかを共に学んでいきます。症例パターンを活用し、参加者同士でアプローチ法を討論し、現場で即実践できる解決策を見つけ出していきます。「〇〇クリニックだからできる」や「〇〇先生だからできる」といった特別な条件ではなく、誰でも実行可能な考え方と実践方法を学ぶことができます。
ぜひ一緒にこれからの在宅医療を形作るための知識と技術を身につけ、現場で即活用できる核となる方法を学んでいきましょう。
オランダ発の新しい健康概念「ポジティヴヘルス」。
在宅医療の現場で出会う患者さんたちは、命に係わる重大な病気や、暮らしの中で大きな不便さを抱えています。それなのに、そんな患者さんたちから、人の強さや命のエネルギーを感じることも多くありますよね。病気のあるなしや、検査データの善し悪しで、その人が健康かどうかを判断する、これまでの医学アプローチだけでは見えないその人らしい「健康」。
ポジティヴヘルスでは、その人が持つ"困難な状況でもそれに向き合いその人らしく乗り越えようとするエネルギー"でその人の健康を見つけていきます。
今回は、ポジティヴヘルスを現場でも活用できるところまで学べるよう、実践編の内容を用意します。(今回初めてポジティヴヘルスのことを知る、という方でも参加できます)
『ココキン帖 第2版 発売記念!』
目的:在宅医療に必須である医学的知識を網羅的にアップグレードする。
本講座は在宅医療に必要な医学知識を網羅的に学べる内容です。
テキストとして「ココキン帖」を使用し、疾患の成り立ちや在宅医療における薬の使い方を詳しく解説します。
全21項目を1項目10分程度でカバーし、基礎から実践的な知識までを幅広く取り扱います。また、参加者が理解を深められるよう、小テストや質疑応答の時間も設けています。
講座は2部構成で、1コマ目(2時間50分)はがん、心不全、COPD、認知症、褥瘡、誤嚥性肺炎などを含む在宅医療の重要テーマを解説します。
※2コマ目は「ココキン帖外伝 ~part2~疾患概念から、在宅対応まで」で実施予定です。
初級から中級者向けですが、情報量が多いため、学ぶ意欲のある方に特におすすめします。在宅医療に必要な医学知識を効率よく学び、実践に活かせる講座です。
このコースは管理者以外(=中間管理職や一般職員)を対象としています。
職種は問いません。
最高のチームのイメージはどのようなものでしょうか?
「目標がはっきりしている」「方針が共有できている」「役割が明確」「個々の能力が発揮できる」「関係性が良い」「教育体制がある」「成長できる」など、様々なイメージがあると思います。
ご自身の所属するチームはどうでしょうか?
最高のチームだと自信を持って言えますか?
このコースでは、中間管理職や一般職員の皆さんと最高のチームを作るために何が必要なのか?自身が何をすべきなのか?参加者の皆さんのそれぞれの立場からの視点に着目しながらそれを一緒に考えたいと思います。
肺がん患者で自分自身のイメージを絵にすると病巣部だけしか描かれなかったという報告があります。この方は自分自身=肺がんと思っているのでしょうか?
更に、疼痛、倦怠感、呼吸困難など身体的苦痛症状が出現するエンドオブライフ期では、スピリチュアルペインを訴えられる方が多く、自分らしく居られる時間はあるのでしょうか?
訪問リハビリテーション時のコミュニケーションにて、ご利用者の好きな雰囲気や行きたい場所へ外出するような関わり等により、苦痛が薄れ自分らしく居られる様子を目撃することが多くあります。このような関わりは生活の質のみならず、看取りの質向上にも繋がる可能性が考えられます。
是非とも皆様の経験談やアイデアから以下のような事柄を話し合い、看取りの質を高めるコミュニケーションや方法について可能な限り具体化し全国に向け発信したいと考えています。
・コミュニケーションスキルについて
・「〇〇したい」、「〇〇に行きたい」と言われた時どう対応しますか?
・看取りの質とは何でしょうか?
6セッションから選択(1時間30分)
皆さんも一度は考えたことがあるかもしれません。
「人生の最期に食べたいものは何ですか?」
食べたいものに思いを巡らせると、子供の頃によく食べた懐かしい味、ほろ苦い青春の味や楽しかった思い出の味など、きっと食事だけではなくその時の情景や思い出までもが蘇ってくることでしょう。
たんぽぽクリニックが食支援の中で特に力を入れている、患者様の「食べたい」を叶える『kanauプロジェクト』から学ぶ体験型のセッションを企画しました。『kanauプロジェクト』とは患者様の「食べたい」希望を叶え、患者様に幸せを届けるプロジェクトです。
誰しもいつかは食べられなくなる日が来るでしょう。最期に食べたいものを食べることができたらきっと幸せですよね。そんな時に必要になってくるのが嚥下食です。嚥下食について既に知っている人も知らない人も、今すぐに役に立つ嚥下食について触れてみませんか。嚥下食の簡単な調理を体験していただき、実演や試食とともに学びを深めていきます。
明日からの現場に活かせたり、将来大切な人を介護する時に役立つ日がきっと来ます。そして、皆さんの知識や経験を活かして『食べたい!を叶える企画書』を一緒に作ってみませんか。
食への関わり方について考えながら、美味しい時間にしていきましょう。
対象:
在宅医療経験5年以内のみなさま
目的:
日々の疑問点を持ち寄り、討論形式で、疑問を解決する。
具体例:
・血液培養は取らなくても良いのか?薬剤中止のコツは?
・胃瘻の水交換は2週間に1回で良いのか?
・医師によって対応も判断も違う中、診療同行看護師の役割とは?
・鎮静に使用する薬剤は?
・法人内訪問看護ステーションと、他事務所との違いへの対応は?
などなど職種問わず課題を提出頂き、普段聞けないような内容も議論できたらと思っています。答えが見つからなかった議題は、後日ベテランスタッフへ質問し、解決を目指します。
急性期とのギャップや在宅への戸惑いなど、日々のもやもやをフランクに話し合いましょう。お気軽にご参加ください。
私たちの看護の目標のひとつに、「笑顔になってもらいたい」というものがあります。
このセッションでは、私たちが日頃行っている看護の一コマを紹介しつつ、皆様と共にこれからの看護の在り方を考えるきっかけにできれば幸いです。
やりたいこと支援と思い出づくり
「やりたいことは何ですか」と質問すると、「ないです」と答える方も少なくありません。
痛みやしんどさがある時には、やりたいことがあっても「もう少し良くなったら」「もう無理だ」と考え、何かをすることが特別になってしまい、実現できないと思っているかもしれません。
その時に、一緒にやりませんかと医療者から誘うと、やれるかもしれないと勇気が出ることもあります。
訪問看護の際に会話で拾い出した「やりたいこと」や、私たちが提供した「お楽しみ」についてご紹介いたします。
また、皆様が実践されているご当地ケアなどがあれば、ぜひ教えてください。
ハーバリウムづくりの体験
さらに、思い出作りとして取り入れている「ハーバリウム作り」を体験していただきます。
思い出づくりでは、療養者だけではなく家族も一緒に楽しめる工夫をしています。
例えば、アロマオイルを使ったリラクゼーションを実施したり、三線やウクレレ・カリンバで伴奏し一緒に歌ったりすることもあります。
計画されている看護ケアにプラスしてお楽しみの時間を取ることは特別なことではなく、ケアの延長線上にあると考えます。
2040年にはさらに高齢化が加速します。
業務が逼迫しプラスアルファの看護の実施が難しくなるかもしれません。
しかし、プラスアルファの看護の時間の中で療養者・家族との笑顔の架け橋ができると考えます。
私たちが取り組んでいる看護が当たり前になること、末来につながることを願っています。
私たちは、職種・立場に関わらず、組織に属して働いています。そして、その中で働いている私たちは様々な葛藤を抱えています。特に、20~30代の私たちは、変化の多いライフステージに立っており、自信があるようなないような、振れ幅の大きな時期に直面しています。
いつまでも新人ではいられないなと思ったり、最初は自分のことだけしか考えられなかったのが組織についても考えなくてはいけなくなったり、後輩や部下ができたり、段々と組織や上司から求められることが増えていったり。
このセッションではそんな私たちの葛藤について取り扱い、共有し、最後には前を向いてそれぞれの地域に帰れる。そんな時間を過ごしたいと思っています。
※U-40世代が色々なことを気にせず、率直な気持ちを話しあえる時間・空間を作るため、以下2点についてご協力ください。
・このセッションは40歳未満の方のみご参加いただけます。
・1事業所から参加できるのは最大2人まで。上司・部下の組み合わせでの参加はご遠慮ください。
実際の茶道体験を通して利休七則を応用し、コミュニケーションスキルや感性を磨いていくセッションです。
なぜ茶道か?
茶道はお茶の道、人生の道ともいわれています。茶道においても対面する方とのコミュニケーションにおいても、会話の中にある沈黙が会話となります。見えていない・聞こえていない世界を意識することで、対面する方の理解が深まります。言葉のリズム、その方の息遣い、営みの歴史、何に思いを馳せ言葉を紡いでいるのか。その時、発せられた言葉は本心なのか?その言葉に潜むものは何なのか?なぜ、その時、その言葉だったのか?など、一緒に思いめぐらせる時間にしたいと思っています。
利休七則とは?
例えば、『炭は湯の沸くように置き』とは、湯が早く沸くように炭を置くのではない。湯の沸くように火力が維持されて初めて加減が成立する。これを看取り期の方と向き合う場面で私なりに解釈すると、言葉を求めすぎては発することもできない。聞き出そうと言葉をつかみにいくのではなく、言葉がほろほろと零れ落ちるのを待つこと。その為の沈黙の意味となります。
※一部9/13のセッション"看取り期の質を高めるコミュニケーションとは?"の内容を踏まえた部分もありますが、当セッション単独のご参加でも理解可能な構成となっております。
5セッションから選択(1時間30分)
日々進化するAIをどう使いこなす?
サイボウズが提供するノーコードツール「キントーン」とAIの活用で医療現場業務がどんどん効率化される様子を、事例を交えご紹介させていただきます。
事前に参加者の皆様から、日々の業務での課題や、これからの業務で実現したいことなどを募集し、セッション内で実際にAIやKintoneを活用しながら解決策を探ります。
業務の効率化や質の向上(業務の確実性向上や患者満足度の向上など)を目的に、リアルタイムで操作しながら具体的な解決方法を考えます。
事前に参加者の皆様からの課題を募集することで、より実践的でイメージしやすい内容にできればと考えております。
「こどもは病院で診るもの」「気づいたら救急受診して入院していた」
──そんな経験はありませんか?
小児在宅医療に関わることに不安を感じるのは、決して珍しいことではありません。
このセッションでは、「小児在宅医療って実際どうやるの?」という基本的な疑問の共有や、私自身の経験をもとに、訪問診療の実際についてお話しします。具体的には、
・小児科医でも悩むポイント
・小児と成人の医療の違い
・小児在宅における多職種連携
・こども基本法の影響と今後の展望
など、小児在宅医療の現場でよくある疑問や課題について、一緒に考えていきます。
「難しそう…」と思っている方こそ大歓迎!これから小児在宅医療を始める方はもちろん、すでに携わっている方の参加も大歓迎です!
現場での経験や課題を共有し、互いに学び合う場にできればと思っています。
小児在宅医療の第一歩を踏み出すための実践的なヒントを、ぜひこの場で共有しましょう。
『在宅医療の実践の中から出会う新しい課題やテーマ、それらに向き合いながらさらに新しい未来への夢や妄想を実現する。』
ここに集まる皆さんの熱い想いがそこにあると思います。そしてそれらを実現するには、ヒト・モノ・カネ・情報、あらゆる資源が必要となります。
ファンドレイジングは、単なる資金調達だけでなく、あらゆる資源を集めるために活動をマネジメントし、幅広い方々から共感を得るための発信とアプローチを行います。そして何よりも活動を継続する中で、その財源と組織をも成長させるためのアクションを続けていくことです。
今回は、ファンドレイジングに馴染みのない方に向けて、基礎知識やツールなどをお伝えします。
本講座は在宅医療に必要な医学知識を網羅的に学べる内容です。
テキストとして「ココキン帖」を使用し、疾患の成り立ちや在宅医療における薬の使い方を詳しく解説します。
全21項目を1項目10分程度でカバーし、基礎から実践的な知識まで幅広く取り扱います。
また、参加者が理解を深められるよう、小テストや質疑応答の時間も設けています。
講座は2部構成で、2コマ目(1時間30分)は胃ろう、不眠症、転倒予防、糖尿病など、より具体的なケースに対応する内容です。
※1コマ目は「ココキン帖外伝~part1~疾患概念から、在宅対応まで」で実施予定です。
【定員】
定員は100名です。
【募集開始】
2025年5月1日(木) 定員に達し次第、募集を締め切ります。
また、応募が特定のセッションに集中した場合は、そのセッションの募集を締め切ることがありますので、ぜひ早めにお申し込みください。
【セッションの参加について】
1日目のセッションから1つ、2日目の午前・午後のセッションからそれぞれ1つずつ、2日間で合計3セッションにご参加いただけます。それぞれ第3希望まで選択ください。 ※1日だけの参加は受け付けておりません。
【お申込みの確定について】
「いまみら」へのお申し込みは、参加費のご入金をもって確定いたします。ご希望のセッションがある場合は、ぜひお早めにご入金ください。ご入金いただくまでは、セッションのご予約はいたしかねますのでご了承ください。