四季録に感謝
水曜日ごとの四季録の掲載が1年続いた。
「目から鱗が落ちたよ」「身につまされた」だったり。
涙目になったのは、若過ぎる人の死。ご本人、ご家族は、到底納得できるはずがない。読んだ私も痛ましかった。
友人は、内臓疾患を持つ配偶者に認知症状が見え出して悩んでいた。
重症化とともに、将来の話し合いをしていない不安が重なった。
だが多様な実例を読み、「永井先生の存在が心強い。助けてもらえる」と落ち着いた。
私も四季録から多くを学んだ。
1番重かったのは点滴と吸引の関係。この知識があればもっと夫も楽だったのに私は、なだめる一方だった。
固く口を閉し拒否した姿は今も辛い。
自分の老後には目を逸していたが、知ることで選択肢が増えるとわかってきた。
患者さんの事例にはその都度感想を書いてきた。理解、判断できない日もあったが、読み返しながら今後の参考にしていこうと思っている。
永井先生ありがとうございました。