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日本サービス大賞~サービスの内容~


背景・経緯

 2012年、市町村合併の余波から整理、廃止されることになった愛媛県南部の公立のへき地診療所。人口1200余名、赤字額年間3000万円と云う、診療所運営には余りにも厳しい条件の下、以前の同地域での診療が自身の原点であるとの理事長の強い想いから、民間の1診療所としての運営を決意。
24時間365日対応の在宅医療の導入、他に類を見ない新たな仕組みでの運営、地域との共生を図る様々な取組み等々により、「最期まで安心して暮らし続けることのできる地域の創出」を図り、具体的には、診療所を黒字化させ、医師確保困難なへき地診療所を他にない手法で再生させた。

 

サービスの内容

従来の外来診療に加え、24時間365日対応の在宅医療の導入、地域との共生を図る様々な取り組みで、他に類を見ない「最期まで安心して暮らし続けることのできる地域の創出」を図っている。

サービスの特徴

1.都市部の複数のドクターによる交代勤務により、24時間365日対応のへき地診療所運営を安定的継続的に行うという他にない新しい形態であり、全国の多くの過疎地域で直面する、医療の空洞化解決のモデルケースとなりうる。
2.在宅医療の導入により、病院入院から重度患者、看取り期の患者の自宅療養を可能とし、総体としての医療費削減に寄与でき、その点においても優れたサービス形態である。

 



本サービスが提供する価値

 高齢化率40%を超える過疎地域にとって、診療所の存在は、安心して暮らし続けることが出来るための生命線である。
しかしそういった地域においては、医師の確保は大きな課題であり、また高齢化の進展による医療費の増大は特に1次産業を中心とする地方都市の財政を圧迫し、廃止・統合を余儀なくされるへき地診療所も多い。
当地域に限らず、日本全体で抱えるこの課題に、新たな手法で取り組み、課題解決のモデルケースたることを目指す。
具体的には、

①安心して暮らし続けることの出来る地域の創出

80年、90年とその地域でずっと暮らしてきた高齢者が、最期は知らない町の病院のベッドで亡くなる...、そう云った選択肢しかない地域の現状に、24時間対応の在宅医療サービスと云う選択肢を提供し、最期まで住み慣れた自宅で暮らし続ける(=生き切る)ことのできる環境を創出する。

②医師確保困難の打開策

へき地診療所の医師確保は、へき地医療への高い志を有する医師あるいは都市部での病院勤務をリタイアした医師に頼ると云ったところが通り相場だが、壮年世代を確保しづらい要因の一つに、子供の教育機会の確保の問題がある。当方では、医師達が松山と云う都市部に勤務し、生活の基盤をそこに置き、その下で週1・2日程度のへき地診療所の勤務を交代で行うと云う方法で、一人の医師に負担が集中しない仕組みを作り、安定的継続的な医療サービスの提供を行っている。

③医療費抑制の見地から

医療費の増大と財政負担の問題は、世界一の高齢化社会である日本が直面する大きな課題である。在宅医療の提供により、従来の入院患者に在宅療養の選択肢を提供していくことは、高齢者の在宅療養や自宅での看取りを推し進め、入院費を削減することとなり、在宅療養による患者本人や家族の満足度を高めると同時に医療費の増大を抑制するということに繋がる。